進化 

生物=生命の進化は 
現生生物および古生物への変化過程 であり、

それは 
細胞膜を持つ構造が、一定の集合となり、類をなして(種など)、地球上のあらゆる環境へ、安定を維持される方向に放散する現象 です。

そして 
生物=生命の進化とは 「細胞膜を持つ構造が、類をなし、変異し、体制の原則に沿って変異が定着する」 現象と定義できます。

はじめに(進化の話のまえに

1 専門性と哲学

2 用語について

3 古生物学的時間と生物学的時間の違いについて

4 系統発生と個体発生の関係

5 生命、細胞とは何か

6 種とは何か

7 変異性と変異性の定着について

8 獲得形質について

9 適応放散、自然選択について

10 進化要因

11 進化の法則

12 進化理論と進化の定義

生物の進化と進化論の盲点をひもとく
 これまで生物の進化というと、突然変異など進化の要因がおもに議論されてきました。しかし、現在の生物学は遺伝、代謝、形などものすごい変異の積み重ねであることが解明されています。
 にもかかわらず、このような変異がありつつも一定の方向へ向かう定向進化、あるいは平行進化が何万年、何十、何百、何千万年の間維持されてきています。この進化が維持される原因については遺伝子に刻印されるからといわれていますが、遺伝子そのものも日常的に変異しているため論拠にはなりえません。
 このようなほとんど議論されていないが、進化にとって大切と考えられる点を盲点として、私の研究の視点から解説してみました。
 ご批判いただければ幸甚です。

以上の他に 歯の形態形成言論補遺、進化論各論 を準備中です

これは、だいたい高校生物の進化の主要項目に沿って、ここ数年のNatureなどの論文について著者の理論からの分析と理解を記述しています。

   ヘッケルによる系統樹

この項目を進めているときに萬年甫先生の訃報に接しました。

本校を萬年甫先生に奉げたいと存じます。合掌