紹介
 歯の形態形成理論の翻訳.

 歯の形は、歯だけでなく、とくに私たち哺乳類の歯は位置によって形が違うので、歯並びつまり歯列も大切です。むろん頭部、体との関連性も大切です
 ところがこれらは、現在の歯学、比較解剖学、動物学、古生物学をとおしてほとんど問題にされておりません。

 ということは、哺乳類の歯にかんする基礎理論はCopeとOsbornとGregoryによって古生物学的事実をもとにつくられた三結節説(Trituberucular theory)です。しかし、この原典にあった研究者は私の知る限りいません。ということは、孫引きの孫引きを(じつは私もそうだったのですが)、講義においても使っている、ということになります。

 そこで、歯列の進化の進化の原典であるEdmundの著書とCope-OsbornーGregoryの著書を翻訳しました。

Edmundの原典は、畏友脇田稔さんの訳です。

Copeの考えを引き継いだOsbornとGregoryの訳は小澤です。

 むろんこの原典の時代と今の水準は違っていて、いろいろ問題はあるのですが、歯を論じるときに原典にあたることは大切であろうと常々考えていたため、このような仕事を老後の楽しみに進めてきました。

A. Grodon Edmund: Tooth Replacement Phoenomena in the Lower Vertebrates
 
翻訳に当たり Edmund Read it first.pdf へのリンク
 
全訳  Edmund all PDF.pdf へのリンク

Henry Fairfield Osborn : Evolution of Mammalian Molar teeth  

注意 ちょっとうるさいのですが動物の説明を訳注としていれました。参考になれば幸甚です。
    括弧内は原文や訳注を含めて小文字にしました。多少読みやすくなったと思います。
    索引のページは原文のものですが、訳では赤カッコでだいたいのページを示しています。

 
表紙・序・序章・目次.pdf へのリンク
 
1章 18−36
 
2章 37−48.pdf へのリンク
 
3章 48−65.pdf へのリンク
 
4章 66−73.pdf へのリンク
 
5章 74−90.pdf へのリンク
 
6章 91−99.pdf へのリンク
 
7章100−192.pdf へのリンク
 
8章 193−200.pdf へのリンク
 
9章 201−227.pdf へのリンク
 
10章228−239.pdf へのリンク
 
文献 文献.pdf へのリンク
 
索引 索引.pdf へのリンク
 


William King Gregory: A Half Centyry of Trituberculy The Cope-Osborn Theory of Dental evolution  With a Revised    Summary of Molar evolution Fish to Man

William K. Gregory: The Origin and Evolution of The Human Dentitoin


Gregory the Origin and Evolution of Human Dentition.pdf へのリンク